ハゲの中でも何かと厄介なハゲ、M字ハゲ。
M字ハゲは頭頂部と比べ改善がしにくいことが明らかになっており、芳しい治療効果を得られないハゲも非常に多いのだ。
「こうなる前に治療をしておけば良かった・・・」
なんて悔やむことがないよう、
「あれ?俺ってM字ハゲ?」
と思った初期の段階で何かしらのアクションを起こすことが重要だ。
そこで今回は、前回の頭頂部の薄毛の初期症状に続き、M字部分のハゲの初期症状についてお話ししていこうと思う。
・知らないとヤバいことに?M字ハゲの初期症状2選!
まず、絶対に覚えておくべきM字ハゲの初期症状を2つご紹介しておこう。
- M字部分の広がり
- 片側M字ハゲ
順に解説していこう。
1 M字部分の広がり
M字は頭頂部と違い鏡を見ればすぐに見れるため、
「あれ?なんかM字部分が少し広がってない?」
と思ったときには既にハゲの兆候が現れてると思った方が良いだろう。
個人的に、それに気づく瞬間は2つあると思っている。
1 髪形のセット時
ワックスなどでセットすると、髪同士がくっついて束になるため、毛量が足りないように見えることは多々ある。
それがM字になるとその部分の髪がすかすかになってくるため、セットしていると明らかにその部分だけ髪が無く、黒い中に肌色が透けていることに気づくのだ。
それを隠そうと様々な工夫を凝らすわけだが、以前と違うアクションを起こしている時点で普段とは違う何かがおきていることに違和感と同時に不安を感じることになる。
このパターンでM字ハゲに気づくのは圧倒的に若者に多い傾向がある。
なぜなら、若者の間でははこんなのとか、
こんなのとか、
前髪を作ることを良しとした髪形が大流行しているため、前髪付近へ意識が向きやすいからだ。
逆に、30代前後は気付きにくいような気がしている。
なぜかと言うと、それくらいの年齢は短髪を良しとされて育ってきているため、ソフトモヒカンやツーブロックなど、元々M字ハゲが目立たない髪形にしている人が多いからだ。
私のようにかなり短く刈り上げているなら、M字の栄え目がかなり曖昧になるため。より注視していく必要があるだろう。
2 風呂上がり
これは言わずもがなと言ったところではあるが、風呂上がりに髪が濡れている状態のM字ハゲ具合は見るに耐えないものがある。
なぜかわからないが、M字ハゲになってくると、M字の進行具合に関係なく風呂上がりの生乾き状態のM字付近は完全にベジータのようになってしまうのだ。
ここで大抵の人間はM字の進行に薄々と気付くことになるだろう。
また、髪をドライヤーで乾かそうものなら後ろに流れた髪がこれでもかと言うくらいこめかみのM字のハゲを強調することになるのだ。
まだハゲていない人は、この動画の8:45を見ると私が言っている意味がよく分かるだろう。
多少agaの知識がある人間であれば、ここでだいたい焦り、絶望感を覚えることになる。
2 片側のM字ハゲだけが進行
私の視力は右が0 .8、左が1.2だ。
このように、悪くなっていくのは左右均等ではない。
これは当然M字にも言えることなのだ。
左右どちらかだけがM字ハゲになっている場合、後々もう片方もM字が進行していく可能性が非常に高い。
と言うか、100%そうなる。
「右側だけが鬼剃りみたいになってんだよな~」なんて思ったのなら、呑気に鼻くそなんてほじっている場合ではない。
早急に何かしらの対処をしなければならないのだ。
・M字の変化がキーポイント
M字ハゲを見極める上で知っておくべきことがある。
これは何度も言っていることなのだが、M字の形は最初から人それぞれ違うと言うことだ。
最初から剃り込みが入った人もいれば、片側だけM字の人だっているわけだ。
重要なのは、あなたのM字は最初はどのような形をしていて、今はどのような形になっているのかと言うこの変化だ。
もしもあなたが自分のM字の元の形を知らないのであれば、安直な判断はせず、一度皮膚科かAGAのクリニックへ訪れ、助言を求めるべきだろう。
・「〜何センチ後退はハゲ」は嘘
こめかみが〜センチ食い込んでるとハゲ
なんて言う話しがあるが、今までの話から、人それぞれM字には違いがあるのだから、それも単なる噂話に過ぎないことがおわかりだろう。
もしもそのような話にあなたが怯えているのであれば、一旦冷静になり、その部分の変化を記録し、様子を見るのが得策だ。
間違っても焦って訳のわからない治療に手を出してはいけない。
・M字ハゲの治療法は?
では、自分にM字ハゲの兆候が現れているとわかった場合、どのようなことをすべきなのか。
これに関しては、頭頂部の時と治療の手順はそんない変わらない。
明らかにはげているなら別だが、そうでなければ一旦冷静になり写真を定期的に撮り経過観察→外用薬→ダメなら飲み薬と言うパターンだ。
飲み薬は最初は通常のこのパターンから入り、
無理そうなら協力なミノキシジル+デゥダステリドの組み合わせになる。
その詳細についてはしたの記事で詳しく語っているので参考にして欲しい。
また、その効果の是非については彼らの頭皮を見て確認していただきたい。
・まとめ
今回はM字部分のハゲの初期症状について語ってみたがいかがだっただろうか。
結局、ハゲの基準なんてものはあって無いようなもので、判断基準は見た目の変化率だ。
はげて来ていると思ったらそうだし、はげていないと思ったらはげていないのだ。
それを正確に見極めるためにも、自分の頭皮を正確に把握することがある意味一番のハゲ対策になると言えるだろう。