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「AGA治療を始めると、生まれて来る子に悪影響が出ますよ」
こんな話を聞いたことがないだろうか。
特に、胎児の生殖器に何らかの影響が出ると言うのだ。
果たして、この話は本当なのだろうか。
プロペシアは胎児に影響する?
結論から言って、影響が出る可能性はゼロとは言えない。
しかし、現段階ではその話は仮説のままで終わっている。
プロペシア服用による胎児の奇形のリスクは変わらないと報告されています。文字通り解釈すれば妊活でも問題がないということです
引用元:ヨコ美クリニック
つまり、フィナステリドを含むAGA治療薬が出て来て以来、そのような事例は1回も起きていないと言うことだ。
確かに、実際に精液にプロペシア の成分が含まれることはあるそうだ。
だが、それは本当に極めて微量に過ぎないことがわかっている。
奇形を起こすプロペシアの精液中の濃度は3桁ほど高ければ話は別ですが。射精される精液は2、3ccですが、それが2、3Lでなければ問題ないということです。
引用元:ヨコ美クリニック
更に、それが女性の体内に入り混む量は皮膚を介すため更に減ることになり、影響を及ぼす量とはほど遠いものになるだろう。
とは言え、このような実験結果を見つけてしまった。
この実験によると、実際にフィナステリドが精子の量に影響した例が見られたと言うことだ。
だが、精子の量は実際のところ食べ物により左右される部分が少なからずあるとされている。
https://ivf-kyono.com/column/post-700/
また、抱えている病気などにもより精子の増減が左右されることもわかっている。
この実験の被験者が元々どの様な健康状態であったかは明記されていないため、この実験がどこまで正確なのかは正直わからない。
また、
「女性は絶対にフィナステリドを服用してはいけないし触れてもいけない。なぜなら、フィナステリドがにより奇形児が生まれるリスクが高まるからだ」
のような話も見受けられるが、以前この記事で書いたように
フィナスステリドが女性へ投与されているケースが近年ではあるようだ。
このことから、奇形児とフィナステリドの関係はますます不明瞭なものになりつつあるような気がする。
子作り中はプロペシアを中止すべき?
とは言え、私がかつてクリニックへ通っていた時、医師からは子どもを作る計画があるなら1ヶ月くらいは投薬を控えるように言われたことがある。
子供に影響が出る可能性がほぼないわけだし、1ヶ月も止めていたら当然ハゲが進行するわけだから当然止めるなんて選択肢は1ミリもない。
しかし、実際私が子作りをすることになったら、恐らく私は投薬をやめることになると思う。
奇形のリスクは限りなく低いとは言え、完全に0%と言う根拠はない訳だ。
もしAGA治療を止めずに子を授かった結果、その子に奇形が生じた場合、私は一体どのように思うだろうか。
恐らく、いや、確実にAGA治療薬のせいにするだろう。
そして、自分を一生恨むことになるだろうし、子供にも顔向けできないだろう。
一つの命に責任を持つためにも、考えられるリスクは全て排除すべきだ。
AGA患者が妊活する場合
最後に、今もしAGA治療薬を飲んでいて、これから子供を作る場合はどうすれば良いのか。
その場合は、私が医師から言われたように、1ヶ月ほど断薬をしよう。
もし心配であれば期間は2ヶ月ほど取っても良いかも知れない。
2ヶ月経ってから、妊活に入る。
その間、AGA治療薬の効果は完璧に切れることになるので、当然髪はハゲ散らかして行くことになるが、そこは仕方ない。
子供
自分の髪
この2つを天秤にかけて、どちらが重いかを考えよう。
もし、
「髪の方が重要だ!」
とか言ってしまう人は親に向いてない。
子供が不幸になるので、親になるべきではない。
ハゲ治療に専念し、人生を終えた方が良いだろう。
まとめ
今日はプロペシア などのフィナステリド含む薬と胎児の奇形の関係について考察して来たが、いかがだっただろうか。
ハゲると、本当にいちいち心配しなければならないことが増える。
だが、これはもう我々が背負ってしまった運命だ。
その運命と、これからもうまく付き合っていくしかない。
大丈夫、ハゲの未来は明るい。
今日はここまで。
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