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「逆三角の体、かっこいい〜」
そんな女子からの黄色い声援をもろに受けているイケメンに激しいジェラシーを燃やし始めたのは数年前のことだった。
「悔しい！悔しすぎる！私だって絶対にあの体を作り上げてやる！」
そんな思いから、１年くらい前から密かにジムに通い始めたのだ。
なんて話を新人AGA仲間を囲む会にて数人で話していたところ、1人がこのようなことを言い出した。
「でも、AGA治療しながら筋肉なんて付かないんじゃない？フィナステリドは男性ホルモンを抑制するのだから、男性ホルモンが抑えられたら筋肉の発達を阻害することになるでしょ？」
確かにその通りだ。
筋肉は男性ホルモンな訳だし、それを抑えるフィンペシアを飲んだら筋肉は発達しないのではないなだろうか。。。
もうすぐ薄毛治療を始めて１年になるのだが、女子からの黄色い声援のことばかり考えていた私はそのようなことが完全に頭から抜け落ちていた。
実際、そのような不安を抱えていAGAトレーニーは結構多いらしい。
だが、調べてみると、「フィナステリドを飲んでいると筋肉がつかない」と言うのは全くの誤りであることが判明した。
理由はこうだ。
フィナステリドは、「男性ホルモンを抑える」と説明しているサイトが複数存在しているが、正確には、「AGAの原因である男性ホルモンの一種である”ジヒドロテストステロン”を作り出す５aリダクターゼを抑制する働きがある」のだ。
筋肉をつけるのは”テストステロン”であって、憎きジヒドロテストステロンとは全く以って別物である。
よって、繰り返すが、フィンペシアやプロペシアなどと言ったフィナステリドを含む有効成分が筋肉の発達を妨げることはない。
実際、私は筋トレをAGA治療開始と同時期にくらいに始めているが、１年ちょっとの筋トレの効果が出ていないようには思えない。
ちょっとは逆三角に近付いてきたはずだ。
AGA治療を開始すると、テストステロンだジヒドロテストステロンだ色々とややこしい名前が出てくる。
このあたりの作用を正確に頭に入れておかないと、筋トレに命をかけている人などは、クリニックに相談に行った結果無知なカウンセラーなどにより、
「あー確かにその可能性は否定できませんね。それならフィナステリドを使わないこちらの治療なんていかがでしょうか」
なんて言われて、渋々１本数万円の訳の分からない注射を頭に打ち込んだりすることになりかねない。
（私も今回は一瞬そうなりそうになった）
したがって、もしもあなたが今ハゲ、かつ筋トレをしていて、「フィンペシアを飲むと筋肉が・・・」なんて心配いているのなら、安心してほしい。
大丈夫！
筋肉は付く！
安心してAGA治療に取り組もう！
それから、スポーツ選手の場合、フィンペシアがドーピングに当たるのではないかと言う不安があるだろう。
これも現時点では大丈夫。
フィナステリドやミノキシジルによるドーピングの心配はない。
それについてはこちらの記事を参考にしてほしい
ちなみに、「現時点では」と言っている理由は、ドーピングチェックに引っかかる薬は追加されたり、減らされたりするため、いつかフィナステリドやミノキシジルが項目に追加されてしまう可能性もあるからだ。
スポーツ選手でAGA治療を考えているのなら、毎年禁止薬物の項目はチェックしなければならない。
と言うわけで、今回はフィンペシアと筋肉の関係について調べてみた。
これで安心して筋トレができるぞ！
ハゲ治療、逆三角、これからも両立を目指し精進していきたい。
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個人輸入の考察記事はこちら↓
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