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さて、今日も読者からの質問だ。
「ヤングボールドさん初めまして。２ヶ月前からAGA治療を開始し、現在、まずは手始めにフィンペシアを飲んでいます。私は薄くなる前は猫っ毛が激しかったのですが、AGA治療を始めてから、何となくですが髪が直毛になった気がします。一度失った毛は、次に生えるときはクセが治って生えてくるのでしょうか？」
・私の答え
あなたにとって直毛になることがメリットなのかデメリットなのかはわからない。
ただ言えることは、フィンペシアを飲んでも元々の髪質は変化することはない。
「絶対にない」とは言い切れないが、少なくとも、現段階ではそのようなエビデンスはない。
髪質と言うのは、痛んでいる髪は別だが、基本的には遺伝によって決まっている。
そのため、薬によって生えてくる髪は、以前と変わらず、癖毛のままだ。
実際に私の髪をみて欲しい。
私は昔からとんでもないレベルの天パだったが、髪が復活した今でもたまに抜ける毛は恐ろしいほどにカールしている。
ただ、勘違いしないで欲しいのは、私が今言っているのは、昔の髪質とは変わらないと言うことだ。
もし、あなたの髪が昔は太かったのに、AGAの影響で細くなってしまっているのであれば、フィンペシアを飲むことにより毛が抜けにくくなり、強い、太い毛に髪質が変わることはある。
毛の太さの変化については、以前この記事に画像付きで詳しく紹介しているため、是非参考にして欲しい。
また、少し話が逸れるが、髪質が柔らかい、細い、天パと言った類の人はハゲやすいと言うのが一部では囁かれている。
しかし、これはあくまでも噂程度の話にすぎない。
そのため、もしもこのブログ読んでいる若い世代の人で、上記のような髪質故に「将来俺はハゲるんじゃないか・・・」と心配している人がいたら、一旦は安心して欲しい。
ただ、「昔は天パじゃなかったのに」「子供の頃はこんなに地肌が透けるほど髪が細くなかったのに」と言う人は危機感を持った方がいい。
それは毛周期が乱れ、髪が十分に成長する前に抜けてしまっていると言う一種のサインかもしれない。
一度、AGAのクリニックへ行き、マイクロスコープでチェックしてもらった方が良いだろう。
と言うわけで、フィンペシアを飲み始めてからの髪質の変化、飲み始める前の髪質の変化共にAGA治療においては効果を測定する重要な判断基準になるため、忘れずに記録を残しておこう。
今日はここまで。
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