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「フィンペシアを試しに１ヶ月だけ飲んでみたいんですけど」
と言う質問を受ける機会があまりにも多いため、今日はそんな夢みがちな生温いハゲ共に改めて現実を突き付けようと思う。
１ヶ月で髪はどれくらい回復する？
これが治療開始前
これが治療開始１ヶ月後
ほぼ変わらないのがお分かりだろう。
ちなみに、これはフィンペシアだけでなくミノキシジルも投与している。
それにも関わらずこの結果だ。
フィンペシア単体だけだったら、たかが1ヶ月飲んだところで何も変化するわけがないことが何となくイメージできるのではないだろうか。
投薬開始1ヶ月で注意すべきことは？
初心者は、「薬を飲む＝即回復」と言うことがあり得ないと知りつつも、心のどこかでそれを期待している傾向があるような気がする。
だが、１ヶ月で成果なんて何一つ出ないと言うことを今一度肝に銘じておいて欲しい。
髪が生えることよりも、１ヶ月経ったら確認すべきことは、以下の２点だ。
１ 副作用は出ていないか
可能性は低いとは言え、フィンペシアを飲むと言うことは副作用にさらされるリスクがあることは十分に覚悟しなければならない。
副作用が出ているのであれば、当然服用は中止する必要があるため、まずは１ヶ月で副作用の有無について見極めよう。
どのような副作用が出るかは人それぞれだが、有名な起こり得る副作用については以下にまとめておいたので参考にして欲しい。
２ 習慣化できているかどうか
AGA治療は継続が重要であることは何度もお伝えしている通りだ。
そこで、１ヶ月経ったら、飲み忘れた日はなかったかどうかを振り返って見て欲しい。
時間帯などは関係ないが、もしも１日も欠かすことなく、同じ時間に毎日飲めたならもはや投薬が完全に習慣化しており、あとは継続するだけで良い。
逆に、飲み忘れた日が７日以上あるなら要注意だ。
その日数は積み重ねると物凄い差となり、毛が生えない原因が薬が効かない体質なのか、薬の服用量が足りないのかの判別がしにくくなる。
また、初月でその状態だと、長期戦となるAGA治療を続けるだけのメンタルを保つのが難しく、途中で挫折する可能性が高いため、早めに金と時間を無駄にしないためにも早めにドロップアウトした方がいいかもしれない。
EDは思い込み？
「フィンペシアを飲んでから本当に勃ちが悪くなった」と言う人が良くいるが、この場合、投薬開始１ヶ月の段階ではフィンペシアのせいであると断定するのは時期早々だと思っている。
と言うのも、心因性のEDと言うのがあるように、勃起は気の持ちようが大きく作用するからだ。
AGA治療の不安と言うのは非常に大きく、投薬開始しばらくは何とも言えない気持ちになるし、ボッキしなくなるなんて言われてしまったら、自己暗示的にボッキしなくなってしまうことも決して珍しくはないのだ。
実際、私も「AGAです」と医師から言われたときは生まれて初めて１週間勃たず、出さずの日々が続いた。
しかし、投薬を続けている今ではすっかりフルマックスにまで回復している。
フィンペシアによるEDかどうかは、投薬開始１ヶ月以降に見極めよう。
まとめ
今回はフィンペシア服用開始1ヶ月でチェックすべき項目についてまとめて見たがいかがだっただろうか。
ハゲ治療とビジネスは似ている。
どっちも１ヶ月と言う短期で効果が出るほど甘くないのだ。
また、１ヶ月も継続できない人間は３ヶ月、半年、１年と継続できるわけがない。
たかが１ヶ月ではあるが、その１ヶ月は今後の成否を決する重要なものになるのだ。
初心者はよく心得ておこう。
今日はここまで。
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