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「フィンペシアを飲み始めてからどれくらいで効果が出る?」
と今まで50人近いハゲに聞かれてきたが、その度に私は
「そんなの知るかハゲ」
と答えてきた。
なぜかと言うと、それを言ってしまうと余計な期待を持たせることになり、途中で治療を挫折するハゲが続出することを知っていたからだ。
しかし最近、あえてどれくらいで生えるかについて説明することで、治療をやる気になったり、折れかかった心を立て直すハゲがいることに気づいた。
このブログは元々ハゲを救いたいと言う気持ちから始めたものだ。
そこで今回は、一人でも多くのハゲをハゲから救い出せるよう、ハゲにとっての起爆剤ともなりうる「フィンペシアの効果が現れるまでの期間」について解説していきたいと思う。
・フィンペシアの効果が現れるまでの期間は?
結論から言って、だいたい6ヶ月を効果測定の期日として設けておけば良いだろう。
つまり、それまでは何があろうと黙って毎日薬を飲み続けなければならないと言うことだ。
(体調を崩したのなら話は別だ)
「1ヶ月で驚きの効果」だとか、「3ヶ月で薄毛が改善した」だとか、そんな他人のハゲ話なんてどうでも良い。
周りの育毛の結果などには一切脇目を振らさず、とにかく自分のハゲ改善にだけ全神経を集中させ、1日も欠かすことなく薬を飲み続けよう。
・フィンペシアを飲んでも効果が出ないのはなぜ?
以前からお話ししていることだが、フィンペシアはAGA治療薬の中でも強度は弱だ。
それ故に、あまりにもはげが進行してしまっている場合はフィンペシアでは手に負えない可能性が高い。
また、M字やU字ハゲにも効果を発揮しずらいと言われているため、 半年経って何も変化が見られなければ、きっぱりフィンペシアを用いた治療には別れを告げた方が良いだろう。
・効果が出ているかどうかの判断基準は?
ところで、「効果が出ている」とは一体どのような状態であることを言うのだろうか。
私的に、効果が出ているかどうかの判断基準は以下の2つだ。
- 抜け毛が減少している
- 髪の毛が増えている
順に説明していこう。
1 抜け毛が減少している
フィンペシアが最も効果を発揮する部分だ。
フィンペシアを飲む前より抜け毛の数が減少しているなら効果ありと判定して良いだろう。
髪はいつ抜けているかわからないため、抜け毛の判断は1日のトータル本数ではなく、髪のセット時か、髪を洗う時のどちらかで判断するのが良いだろう。
2 髪が増えている
これはもう単純に見かけの問題だ。
以前より薄毛の範囲が減っていれば、これは効果が出ていると思って良いだろう。
参考例はこんな感じ
それを確かめるためにも、AGA治療を始めたら頭皮の状態を定期的に撮影し、記録しよう。
これは絶対だ。
また、多くの人は納得行かないかもしれないが、髪が増えるだけでなく、ハゲが進行していない状態もAGA治療業界では「効果あり」と判定される。
そのため、1年投薬しても頭皮の状態に進捗がなければ、満足がいくかどうかは別にして、それは「薬が効いている」と言う判断をすべきだろう。
・よりフィンペシアの効果を高めるためには何をすべき?
ぶっちゃけてしまうと、そんなものはない。
あるとすれば、「毎日飲む」と言うことくらいだろう。
ただ、育毛中は髪に良いことしておいて損はないだろう。
髪にいいと言われているものは以下の3つである
- 食事
- 睡眠
- 運動
順に解説していこう。
1 食事
髪はケラチンというタンパク質を主成分として出来ている。
そのため、普段の食事からタンパク質を摂ることは非常に重要である。
理想として、3食に肉や魚を積極的に取り入れていこう。
2 睡眠
睡眠不足になると、今度は運動をする時とは逆のことが起きるようになる。
つまり、交感神経が優位となり血管が収縮してしまい、血流が悪くなり養分が体全体に行き渡らなくなってしまうのだ。
眠い、眠くないに関わらず、無駄な夜更かしをすることなく、早めに布団に入るようにしよう。
3 運動
体内に取り入れられた養分は血管を通って体全体に送られる。
運動をすることにより血流が良くなり、髪を含む全身に養分が行き渡りやすくなる。
ぜひ今すぐにジムへ入会し、動けるハゲを目指そう。
・ フィンペシアの効果が出ない場合は?
「何ヶ月フィンペシアを飲んでも髪が生えない・・・」
そんな人が出てくるのもAGA治療では当たり前の話だ。
現状維持も効果ありと判定されるとはいえ、いくら何でもそれに納得するハゲはいないだろう。
そこで、もし効果が得られない場合は以下の2つを試すといいだろう。
1 デュタステリドの服用
効果がより強いデュタステリドに切り替えてみよう。
フィンペシアの効果は8時間程度継続するのに対し、デュタステリドは240時間も効果が継続するということから、その段違いの効果が伺える。
特に、M字やU字ハゲで効果が出ずに悩んでいる人は試すべきだろう。
ただ、デュタステリドは効果が強い分、フィンペシアよりも副作用が起きる確率が上がってしまう(1%前後と言われている)。
切り替える場合は数週間服用し、副作用の有無をチェックしよう。
2 ミノキシジルを使う
フィンペシアは髪が抜けるのを防ぐ「守り」の役目が大きい。
一方、ミノキシジルは発毛を促す「攻め」の役割を担っている。
何事もそうであるが、守ってばかりいたら勝利は訪れない。
時には攻めの姿勢が必要だ。
フィンペシアだけでは効果が「?」の時は積極的にミノキシジルを用いて攻めに転じよう。
ミノキシジルの副作用が怖い人は外用の5%から、最速で効果を検証したいなら経口の5mgをそれぞれ初めてみると良い。
・まとめ
今回はフィンペシアを飲み始めてから何ヶ月で効果が出るのかについてまとめてみたがいかがだっただろうか。
薄毛治療はとにかく「忍耐」「継続」がものを言う世界だ。
すぐに結果を求めるのではなく、「1年後の自分」を思い浮かべ、焦らずにフィンペシアを服用し、状況に応じて適切にシフトチェンジしていけるようにしよう。
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