ハゲに人生潰されてたまるか!!~金無し。髪無し。20代若ハゲの個人輸入によるAGA奮闘記~

個人輸入でAGA治療をしています。実体験を伴うハゲ情報を書き綴っていきます。共にハゲと戦いましょう。

【闇が深い】AGAの無料カウンセリングの内容ってどんなの?

 

ヤングボールドが現在使用している薬はこちら↓
 

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AGAの診断は基本的に無料で行われている。

 


 

「無料ならちょっと行ってみようかな」

 

 

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と思う人はたくさんいるだろう。

 

だが、中には勘が鋭く、

 

「ただほど怖いものはない」

 

と警戒している人もいると思う。

 

そこで今回は、クリニックで行われる無料診断の中身について私の経験則からお話ししていきたいと思う。

 

・無料診断の流れ

 

まず、無料診断の流れであるが、

 

① ネットで診察日の予約

 

②来院

 

③問診票の記入

 

④カウンセラーとの面談

 

⑤医師による診察

 

⑥カウンセラーとの面談

 

と言う形になっている。

 

順を追って説明していこう。

 

①ネットで診察日の予約

 

私は今まで美容院は行き当たりばったり、居酒屋も行き当たりばったりと言った感じで、何をするにも予約と言う概念がなかった。

 

 

ましてや、ハゲのクリニックを予約するなんてアホらしさしか感じなかった。

 

しかし、AGAのクリニックは完全予約制。

 

ルールはルールなので、とりあえず予約用のホームページを見てみたのだが、正直驚いた。

 

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10日間くらい先までほとんどの時間帯に✖️がついており、平日のいい時間帯は2週間くらい先まで予約が取れない状態だったのだ。

 

私としては一刻も早くクリニックへ行きたかったので、その週唯一空いていた日曜日の15:30に印をつけ、職場に早退届を提出し、ネットでの予約を完了した。

 

早退理由は通院。

 

決して嘘はついていない。。。

 

②来院

 

予約日当日、実際にクリニックに行ってみると、それは路地を曲がった小綺麗なビルの5階にあった。

 

エレベーターを上りスモークのかかった扉を開けると、ハゲのクリニックとは言え、さすが美容系のクリニック、受付には綺麗な女性たちの姿が。

 

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「今日15:30に予約したヤングボールドです」

 

「ヤングボールド様お待ちしておりました。待合室にかけて少々お待ちください。この番号でお呼びします。」

 

 

そう言い渡されたのは34番の札。

 

ハゲと言う人生における最大のコンプレックスを持った男の苗字を大声で呼ぶような真似は出来ないようだ。

 

そのカードをぎゅっと握りしめ、柵の向こう側にある待合室に入ると、そこは正に異空間だった。

 

見渡す限り、ハゲしかいない。

 

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4人とか5人のレベルじゃない。

 

大量のハゲだ。

 

10日先くらいまでほとんど予約が取れない意味を、私はここで初めて理解した。

 

③ 問診票の記入

 

予約の確認が済むと、番号札が呼ばれ、受付へ呼ばれた。

 

そこで問診票を渡された。

 

問診票で聞かれる内容は、どこが気になるか、いつ頃から気になり出したか、家族にハゲはいるか、アレルギーはあるかなどと言った内容だったように記憶している。

 

そんなに複雑で長いものではないため、5分くらいでサクッと記入し、それを受付へ戻した。

 

それにしても、ハゲ相手のクリニックのくせしてマジで美人が多い・・・。

 

④ カウンセラーとの面談

 

しばらくすると、再度番号札がよばれ、個室へ案内された。

 

椅子に座って待っていると、中性的な顔をしたふさふさのハゲとはかけ離れた束感のあるマッシュヘアの男性が現れた。

 

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「初めまして。この度ヤングボールドさんのカウンセリングを担当いたします○と申します」

 

「あ、よろしくお願いします」

 

問診票を見ながら簡単な補足質問(どうやって薄毛に気付いたのか、どの程度回復したいのかなど)が行われた後、iPadでハゲのメカニズム、ハゲからの回復方法を説明している動画を10分程度見せられた。

 

恐らく何百、何千と同じことを説明するのがだるいため、動画で済ませているのだろう。

 

動画が終わったタイミングで再度カウンセラーが現れ、「頭皮の写真を撮影いたしますのでこちらへどうぞ」と別の部屋に通され、M字、頭頂部付近の写真撮影が行われた。

 

よく見るこれだ↓

 

www.agaskin.net

 

必要なことではあるあるが、ハゲた頭を撮影されることはこの上なく屈辱的なものであった。

 

当時の頭皮↓

 

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⑤医師による診断

 

再度待合室へ戻り待機していると、番号札が呼ばれた。

 

いよいよ医師と対面だ。

 

一体どんな人なのか。

 

診察室へ入ると、そこには細身ですらっとした、性欲の強そうなダンディーな医師が笑顔で直立して私を迎え入れた。

 

「よろしくお願いします」

 

そう言い、私は椅子に腰をかけた。

 

医師の診断と言うと、

 

髪を1本取って、顕微鏡でよーく観察して、頭皮の状態とか見て、血液検査で遺伝子検査して・・・

 

と言うのを想像していた。

 

皆もそうかもしれない。

 

だが、そんなことは全くない。

 

流れとしてはカウンセラーと共に診察室へ入室→座る→マイクロスコープで髪をチェック→医者「AGAです」→医師「治療はミノキシジルとフィナステリドを使います」→医師「副作用にはこんなのがあったりします」→医師「何か質問ありますか?」→私「え、いや、、、」→医師「じゃあ終わります」

 

って言う感じだ。

 

診察時間、約5分。

 

「えーそれだけ!?」

 

と思うかもしれないが、マジでそれだけだ。

 

質問は受け付けるが、話が切れたら「あとはカウンセラーに色々聞いてください」で退出させられる。

 

これは私が行っていたS美容外科に限らず、大手のAGAのクリニックはほとんどこんな感じだ。

 

AGAスキンクリニックなどは医師は30秒くらいしか患者を見ないという話も聞いたことがある。

 

世間的にはこのような医師はヤブ医者などと揶揄されるのだろうが、AGAのメカニズム、治療方法は基本的にはどれも一緒だ。

 

内科医や外科医のような「この症例は非常に珍しい・・・」なんてことはなく、ハゲに関しては④で見た動画で全て事足りてしまうのだ。

 

「じゃあなぜ医師の診断をわざわざするのか?」と言う疑問が出てくるが、日本国内で承認されている薬を処方する場合、医師による診察が必要なのだ。

 

たとえ診察時間が5分や30秒であったとしても、医師が「見た」ことには変わりない。

 

その既成事実をクリニック側は作り出そうとしているのだろう。

 

とは言っても、ミノキシジルの経口は日本国内では未承認だったと記憶しているのだが、そこの部分はどうなっているのだろうか。

 

 ⑥カウンセラーとの面談

 

医師の診察後、再度個室へ通され、本格的な治療の方針についての説明をカウンセラーから受けた。

 

要は、ここからはカウンセラーによる”営業”の時間だ。

 

「この薬はこう言う効果がありまして〜」

 

だの

 

「これをセットで買うといくら分お得になりまして〜」

 

だのと始まった。

 

いくらお得とは言え、ハゲることが判明しパニックになっている上に、いきなり10万円単位の話を持ちかけられても即答などできるはずがなかった。

 

そんな私の芳しくない反応を見てか、「今日お薬を買っていただけると血液検査料金4000円が無料になります」「次回からこのセット料金割引はご利用になれません」などと金額面での揺さぶりを仕掛けてきた。

 

それでも悩ましい私を見て、今度は症例写真を持ち出して揺さぶってくる。

 

ここで症例写真を持ち出してくるのは、薬の効果を力説したいからではない。

 

口には出さないが、彼らが本当に見せたいのは、回復した写真ではなく、回復する前の状態の写真だ。

 

「このままだと治療しない人のような頭になってしまいますよ」と言うことを暗に言いたかったのだろう。

 

ハゲたくないからみんなここに来てるんだ。

 

だから、大抵の人間はここで間違いなく折れる。

 

私のように。。。

 

特に知識もなく、右も左もわからない状態で、ただハゲたくないと一心に願うハゲは、とてもではないが、ハゲる恐怖、高額料金からの数万円の割引、この2つで揺さぶられてしまっては穏やかでいることは出来なかった。

 

ちなみに、これは聞いた話だが、断固として治療を受けようとしないと、カウンセラーの態度が急変して一気に感じが悪くなり、帰る流れに持っていかれるようだ。

 

「金のなる木以外興味なし」「代わりのハゲは腐るほどいる」と言うことなのだろう。

 

⑦支払い

 

支払い後(カード払い可)、血液検査をし、再度薬の説明を受けた。

 

この際、薬の副作用よりも譲渡、返品が出来ないことを繰り返し力説していた印象を受けた。

 

結局、この日にカードで払った金額は約10万円。

 

ここまで約90分ほどだったが、精神的にとんでもない疲労だった。 。。

 

・ まとめ

 

これが私が受けた無料カウンセリングの全貌だ。

 

確かに、やつらは嘘を言っていない。

 

実際診察料はとられていないし。

 

だが、よくよく考えれば、医師の診察はものの数分だし、通常、営業というのは自らの足で営業先へ出向いて行うはずだが、AGAのクリニックでは、のこのこと現れたハゲにカウンセラーが営業しているだけなのだから、その労力を省いている分、無料は当然と言えば当然のような気がする。

 

だが、診察料を無料にしても、90分で10万円の利益を得ているわけだから、診察料をハゲから巻き上げなくても彼らは十分すぎる利益を得ているのだ。

 

また、美人が多いと言うのもやはり作戦なのだろうと感じた。

 

ハゲはモテない故に女慣れしてないし、そんな美女と個室で2人きりになって営業かけられたらころっと行くのは時間の問題だ。

 

誘き寄せるところから食うところまで、本当に抜かりなく作戦を立てているなと改めて思った。

 

 

一応言っておくが、私はクリニックに恨みがあるわけではない。

 

(否定的ではあるが)

 

ただ、リアルを知らせたいのだ。

 

「●クリニックの診察は神だった」とか「親切丁寧だった」とかそんな抽象的なものではなく。

 

これからクリニックで無料カウンセリングを受けるようとしているハゲは、「絶対に薬は買わない」「絶対に治療を始める」このどちらかの覚悟を持ってカウンセリングを受けた方がいいだろう。

 

健闘を祈る。

 

 

今日はここまで。

 

 

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