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突然だが、こちらの画像をみていただきたい。
これは先日、AGA治療開始2年1ヶ月のときの撮影したものだが、画像の右上の方に白髪が1本混じっているのがお分かりいただけるだろうか。
気になり、いつも行っている理容室で頭全体をぐるっとみてもらったところ、そんなに多くは無いが、所々白髪が混じり始めていることがわかった。
まぁ、年も年なので白髪が増えるのは当たり前だとは思うのだが、髪の変化については何かとAGA治療薬と関連づけて考えてしまうのがハゲの悪いところだ。
試しに、口コミなどでフィンペシアなどを含むフィナステリドを服用後に白髪が増えたという事例について調べてみると、そこまで多くは無いが、白髪増えたと感じる人は存在していることがわかった。
果たして、フィンペシアなどのフィナステリドを服用後に白髪が増えるなんてことは本当にあるのだろうか。
フィンペシアなどのフィナステリド錠を飲むと白髪が増える?
結論から言って、フィンペシアを飲んでも白髪は増えることは無い。
フィンペシアの副作用を調べてみても、白髪が生えるというものは一切報告はされていない。
「本当に?」と思う人も中にはいるだろうが、白髪が生えるメカニズムが理解できればこの意味がよりはっきりとわかるようになるだろう。
白髪が生えるメカニズムは?
我々の髪が黒いのは、毛根部分のメラノサイトという色素形成細胞がメラニンを作り出してくれるお陰だ。
だが、この部分は年齢と共に徐々に機能が低下し、結果として髪へのメラニンの供給力が低下することになり、黒ではなく、白い髪が生えてくる。
AGAの原因は悪玉ホルモンに原因があるのに対し、白髪の原因は毛根自体に問題がある状態だと言うことだ。
フィンペシアは悪玉ホルモンに作用するのであり、毛根に直接作用するのではないのだから、ハゲと白髪、この2つには全く関連性がないことがお分かりいただけるだろう。
なぜ白髪が増えたように見えるの?
とは言え、実際にフィンペシアを飲んで白髪が増えたと感じる人がいることは事実だ。
その理由は何だろうか。
私の推測だが、その原因は以下の2つによるものだと思っている。
1 髪が増えるから
AGA治療をしているのだから、髪は増えるのは当然だ。
だがその際、1度白髪が生えてきてしまった毛根からはまた白髪が生えてきてしまうのだ。
だから、体質上白髪になりやすい人などは、髪が生えれば生えるほど白髪が増えたように見えることになるのだ。
その他にも、薬による髪質の変化(毛が太くなるなど)なども白髪が目立ち、増えたように見える原因になるだろう。
2 髪を異常に気にし始めるから
世の中には髪型を気にする人はたくさんいる。
しかし、AGA治療を始めると、髪型はもちろんだが、髪の変化についてまで鋭く観察眼が働き出すのだ。
そうすると、髪の細部にまで目が行き届いてしまい、ちょっとした髪の変化さえも敏感キャッチできてしまう。
その過程で、今まで気づかなかった白髪も目につきやすくなり、「白髪が増えた」と感じることになるのではないかと思っている。
まとめ
今回はフィンペシアなどのフィナステリドを飲んだら白髪が増えるのかについて話してみてがいかがだっただろうか。
フィンペシアと白髪は直接的な関係はないと言うことがお分かりいただけたのではないだろうか。
フィンペシアを飲んだことにより髪が生えても、「それが白髪ならいやだ」と言うハゲもいるかもしれないが、そんなのは染めればいくらでもごまかせる。
だが、ハゲは誤魔化すことができない。
まずはごまかせるだけの毛量を得ることが最優先事項である為、しのごの言わず、黒かろうが白かろうが、頭皮に髪を取り戻すことを最優先事項にするのがベストな判断だろう。
今日はここまで。
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