(フィンペシアの詳細は画像をクリック)
さて、今回も読者からの質問だ。
「ヤングボールドさん初めまして。先週からフィンペシアを1日1錠飲み始めました。飲み始めてから朝起ずづらくなったり、動悸が激しくなったりしている気がするのですが、これはフィンペシアの副作用でしょうか?」
・私の回答
この方が心配しているのは、おそらく心肺系の副作用についてだろう。
実際、AGA治療について調べると、「動悸が・・・」などと言ってる人は決して珍しくない。
かの有名なファッション系ユーチューバーMBもAGA治療時に不整脈が出たと報告していた。
この方も、おそらくこれらの例を見てフィンペシアを飲んだことにより高血圧になったり低血圧になったりしているのではないかと不安になったのだろう。
だが、実際に質問者にそのような症状が起きているという事実はさておき、フィンペシアを含むフィナステリド系の薬には、低血圧になったり、高血圧になったりといった副作用は報告されていない。
実際、私もフィンペシアを服用していたが、そのような症状は一切起こらなかった。
おそらく、質問者はミノキシジルとフィンペシアの副作用を混同してしまっているのではないだろうか。
今一度基本的な薬の作用と副作用を頭に叩き込もう。
では、なぜ質問者はフィンペシアを飲むことにより低血圧になったり高血圧になったりのような副作用が起きたのだろうか。
それには、質問者の生活スタイルなどが関係している可能性が高いような気がするが、私としては、思い込みによる症状、俗に言うノセボ効果と言うものではないかと思っている。
ノセボ効果というのは、プラセボ効果とは逆に、「この薬は体に良くない」と思うことで、本当に体に良くないことが起きる、一種の心理的作用のことだ。
「フィンペシアを飲むと血圧が上がったり下がったりする」そのように最初から誤ったインプットをしてしまっていることにより、実際にそのような症状が出ていることは多いにありうると思う。
結局、ノセボ効果というのは薬や処方先への信用のなさに全て痰を発するものだ。
もしかしたら、質問者は個人輸入に対して不安を大きく感じている部分があるのではないだろうか。
もしそうなら、悪いことは言わない、個人輸入を止め、クリニックでの処方に切り替えた方がいいだろう。
何はともあれ、一度病院へ行き現状を診断してもうか、フィンペシアの服用を中止したほうがいいだろう。
今回は私の予測も含めて色々話してしまったが、何はともあれ、質問者の良き育毛ライフを心より願っている。
今日はここまで。
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