突然だが、先尖毛と言うものをご存知だろうか。
先尖毛とは、読んで寺の如し、先が尖っている髪のことである
「先が尖っている髪ばかりが抜けてるそこのあなた、もう、AGAに犯されてますよ。。。」
と言うような話を聞いたことがあるであろう。
恐らく、このような毛が既に大量に抜けている人にとっては非常に不安を覚える話だと思う。
この話、果たして本当か、都市伝説か。。。
今日はこれについて解明していきたいと思う。
では、まずはなぜ「先尖毛=AGA」と言われるのかを考えてみたいと思う。
それは、髪が成長する過程に由縁がある。
髪と言うのは、生え始めは先が尖った状態で芽を出す。
何も起こらなければ、髪は先が尖った状態で根元がどんどん伸びていき、太く、長く成長していくことになる。
我々はある程度伸びたところで髪を切る。
髪を切ると言う行為は毛先を切っていくため、成長した髪のほとんどは実際にはこのように
生え始めの尖った部分がなくなっている状態になっていることがほとんどだ。
しかしAGAの人の髪は普通よりも早く抜けてしまう。
つまり、髪が芽を出してから数ヶ月単位で抜けていくため、カットなどをされることなく、先が尖った状態のままの抜けることが多くなると言うことだ。
ちなみにだが、そのような毛は十分に成長していないため、先が尖っているのに加え、髪が細いと言うのも大きな特徴だ。
これだけ読むと、先が尖った髪が抜けたらいかにもハゲの証拠だと思われるかもしれないが、そうとも言えないのだ。
以前この記事に書いたことがあるが、髪はもともと細い人もいる。
そのような人の髪は全体的に細い。
それに、先が尖った髪の具体例もあまり出回っていないため、何を以て先が尖っていると判断するのかもはっきりしていない。
そのため、先尖毛と自分の本来の髪質を見誤っていることも頻繁にあるのだ。
ここまで読んで「先が尖った髪が抜けてないから私は大丈夫だ」と思った人がいるかもしれない。
しかし、そうは問屋が卸さない。
今度は逆に、先尖毛が抜けずとも、AGAになっていないとは言えない例もあるのだ。
先ほど記したように、髪を切ると本来は尖っている部分が切り落とされるため、先は尖った形状をしていないのだ。
しかし、今人気のツーブロックにしたりすると、結構な高さまでバリカンで数ミリにまで刈り上げるため、例えすぐに抜けてしまう予定であった、短く先が尖ったAGAの影響を受けている毛であっても、人工的にこのような形状にされてしまうと言うことだ。
特に、短髪が好みの人は頻繁に髪を切りに行くだろう。
そうなると、視覚的には先尖毛の割合は少なくなる訳だ。
本来はAGAの影響を受けているにも関わらず。
また、抜け毛を確認した結果、先尖毛が含まれていたとして、先尖毛が抜け毛の何割を占めているとAGA危険信号なのかと不安に思っている人がいるが、上記のような理由から、それについての正確な基準はない。
1年間全く髪を切らないと言う人なら話は別だが。
ここまでの話でもはや結論は出ているが、改めてまとめると、先尖毛が多く抜けるからと言ってAGAとは限らないと言うことだ。
他のAGAサイトを見て、先尖毛=AGAと言う情報を得たからと言って、いきなりAGA治療薬を飲み始めたりするのは自らの健康を損なう結果にもなり得る危険な行為だ。
また、医薬部外品の育毛剤を使い始めるなんて言うのは言語道断である。
だが、実際に先尖毛が増えてきたと感じる人がいることは確かだ。
そのような人たちはまずは何をすべきなのか。
その場合、まずはクリニックか皮膚科へ行き、AGAかどうかの正確な判断を仰ぐべきだろう。
抜け毛には季節的なものや、AGA以外のことが原因となっていることも十分にあり得るのだから。
だが、 既に視覚的に明らかに薄くなっていると言うのがわかる状態だと言うなら話は別だ。
早急に育毛を始めるべきだ。
そしてもう一つ注意をして欲しいのが、 AGA治療薬を飲むと、先が尖った毛が抜ける割合が一時的にかなり増えることになる。
それはミノキシジルによる初期脱毛というものだ。
初期脱毛は、もともと抜ける予定だったAGAの影響を受けている細く尖った毛が抜けているだけで、何も問題はない。
その過程を経て、太く強い毛が生えてきることをお忘れなく。
先尖毛を正しく理解し、早めに不安の根を摘み取ってしまおう!
今日はここまで。
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