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ミノキシジルは髪を生やす
フィナステリドは抜け毛を減らす
この話はAGA治療においてもはや常識だ。
しかし、これ、考え方によってはある疑問を生じさせることになる。
以下のようなケースだ
「これ以上を髪を増やさなくて良い。維持だけできれば良い。それなら、ミノキシジルを飲まず、フィナステリドだけの服用で良いのではないか?」
と言うものだ。
確かに、全くその通りだ思う。
それに、料金的なこと、ミノキシジルの副作用に関することを考えれば、フィナステリドのみで維持が可能であればそれに越したことはない。
だが、これは実際難しいと思う。
医師もこのような見解を示している。
ある程度増えた段階でミノキシジルタブレットを中止したいという患者さんがいます。つまり、一度生えたらもう発毛薬は必要ないだろうという発想です。しかし、現実にはミノキシジルタブレットを中止してしまうと、ほとんどの患者さんで毛量は減り、維持できなくなります。
引用元:肌のクリニック
しかし、もしもどうしてもフィナステリドだけに変えたいと言う人がいるなら、あくまでも私の見解ではあるが、ある条件下でのみフィナステリドだけでの維持は可能であると思っている。
これはあくまでも私の考えであり、参考までに聞いてほしい。
その条件というのは1つだけ、治療開始時のAGAの症状が”軽かった”と言うことだ。
ちなみに、軽いと言うのはハミルトンノーウッド分類でレベルⅡ、もしくはⅡに近いⅢ程度の人のことだ。
ハミルトンノーウッド分類でそのあたりに位置している人は、人にもよるだろうが、髪を生やす力自体には衰えはないと言われている。
そのため、フィナステリドの服用によりDHTの発生を抑えてあげれば、毛周期が正常に戻るため、ミノキシジルの発毛作用を借りずとも再び髪が生え始めると言うことだ。
(もちろん、発毛のスピードはミノキシジルを使った場合より劣るであろうが)
ただ、ハミルトンノーウッド分類Ⅱと言うのは「お前ハゲてないじゃん」と言われる状態のものばかりだ。
先ほどのリンクから症例写真へ飛んで確認していただければわかると思うが、Ⅱと言うのは症例にすら載らないレベルなのだ。
そう考えると、Ⅱ以上の状態であると、恐らく発毛力が既に弱まってしまっていると考えられるため、フィナステリドだけでの維持はやはり難しいだろう。
ただ、これらはあくまでも一般論であり、全員が上記のケースに当てはまるとは限らない。
治療開始時がハミルトンノーウッド分類Ⅱ程度でも、実際にフィナステリドの服用のみにしたら維持できない人もいるかもしれないし、Ⅳくらいから開始してもフィナステリドのみで維持が可能な人もいるかもしれない。
はっきり言って、フィナステリドのみの治療は私もやったことがない以上、「十分に維持は可能だ!」と自信を持ってお勧めすることはできない。
だがもしも試してみたいと言う人がいるのであれば、その場合
とりあえず一旦ミノキシジルの服用を中止 → フィナステリドのみの治療を数ヶ月やってみる → 抜け毛の数や見た目をチェック → 特段変わらないようであればフィナステリドのみの治療をそのまま継続し、しばらく様子を見る
と言った具合にやってみてはいかがだろうか。
フィナステリドのみの服用に切り替えた結果、もしも逆のパターンになった場合、つまり、薄毛が目立ってきたと感じるようであれば、再度ミノキシジルの服用を開始すべきだ。
それは同時に、「自分はフィナステリドのみでの維持は無理なんだ」とはっきりと自覚し、ミノキシジルと生涯付き合っていく覚悟を決めなければならないと言うことでもある。
薬を飲むことがストレスな人にとってこれは残酷なようにも聞こえるが、自分の治療の最低限のラインを知ることができたと考えればこの上ない収穫になったと思うことにしよう。
AGA治療全般に言えることだが、結局、全てはその人の体質次第であり、答えはやってみなければ何もわからない。
だがそれは、決して負の側面のみで語られることではなく、どのようなものであれ、試して見る価値は十分にあると言うことだ。
髪を維持する方法は10人10色だ。
恐れずにトライし、自分に最適な方法を見つけ出そう!
今日はここまで。
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